見合い相手は、変貌を遂げた御曹司

作業が終わり、体を伸ばす。

時計を見ると日付が変わりそうになっていた。
かなり時間が掛かってしまった。



(この時間からだと、あんまり寝れないな。)


終電ももうないだろうし、今日はタクシーで帰ろうと立ち上がる。

もう随分と前に帰っていった上司の机の上に出来上がった書類を置き、部屋を出る。




入社当時は、それなりに同期とも仲も良くて上司にも先輩にも可愛がってもらっていた。

それが徐々に態度が変わっていき、今の状態へと変貌した。



きっかけは、ここの部署で1番人気のあった子の彼が何故かやたら絡んでくるようになって食事に誘われたのが事の発端だった。
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