消えない傷

新しい学校


「ルリ〜!いつまで寝てるの!」

いつものように、お母さんにお母さんに起こされる朝──。

「もう起きてるってば!」

これが毎朝の会話…

「ふぁ〜。眠い…」
そんなことを呟きながら、リビングへと向かう。

「お姉ちゃん、邪魔なんだけど!」
「あ〜ごめんごめん。」
妹のルミは朝が得意。
私が朝起きたころには、もう朝食を食べおわるくらい。

「ルリ、準備は終わったのか?」
「ん…まだだよ?」
「そうか…早くしなさい。」
そう声をかけてきたのはお父さん。

実は今日、お父さんはIT会社の部長に昇任する。
それを機会に、私たち家族四人はマンションに引っ越してきた。

当然、私と妹は転校することになり…今日はまだ新学年初日、つまり新しい学校に行くのは初めてだから、お父さんに車で送ってもらうことになっている。

私たちが通う中学校は、お父さんの会社から車で五分ってとこ。
意外と近かったのもあって、今日だけ特別に送ってもらえることになった。
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