私が君を好きにならない理由
過去の私=楽しかった日々
家に帰り、今日の出来事を思い出していた。






もう終わったんだ…






自分で終わらしたんだ。






中学の頃から頑張っていた陸上生活の思い出も全て消そう。






私にはもう何も無い。







私は区切りを付けるために高校生になり捨てたくても捨てられなかった物を捨てる決心をした。




「ガチャ」






「久しぶりに入った…あの日ぶりだ」







そう。ここに最後に入ったのは、明星台の推薦を断った日以来だ。








この部屋には中学時代の思い出の物、私が頑張った証が詰め込まれている部屋だ。
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