記憶を失くした少女【完】
【side綺羅】
可愛い水着と下着を購入したところで、私の買い物が終了した。
「萌ちゃんは何も買わなくてよかったの?」
私が行きたいところばかり行っちゃって、萌ちゃんは何も買えていない。
「うん!萌は大丈夫ぅ!」
そう言って私に微笑む萌ちゃん………………ほんと可愛い!!!
何も文句なんて言わずに買い物に付き合ってくれてるし、元はと言えば私がお願いして連れてきたんだよね…………。
他のメンバーには流石に頼みずらしい。
「あ……………」
化粧品店前を通り過ぎるとき、ふと萌ちゃんからそんな声が出た。
視線的に化粧品かな?欲しいのがあったっぽい。
「ちょっと見ていく?」
「えっ?萌は別に……………」
「私が見たくなっちゃったんだよね!(笑)ほら、行こう~!」
萌ちゃんの手首を掴んで連れて行く。
そこはキラキラしてて、高級感がとても漂うお店だった。
確かに高校生が入るようなとこじゃないね……………。
でも、萌ちゃんすっごく夢中で商品みてるし、やっぱり見たかったんだなって思う。
ちょっと強引すぎたけど……。