イケメン医師は今日も新妻が可愛くて仕方ない
エピローグ

「小さくて、可愛いな。千花、ありがとう。お疲れ様」

そう言って伊吹は額にキスを落としてくれた。

「私こそ、ついててくれて心強かったよ。ありがとう」

両脇にいる娘と息子。
どっちも可愛くて、愛おしい。

「名前、どうしようか?」

そう聞くと、前から考えていたのか伊吹がすんなり答える。

「女の子が里桜、男の子が葵央」

「りおちゃんにきおくんか。良いね!」

そう微笑むと二人もなんだか、ニッコリ笑ってる。

「気に入ったみたいだね、里桜、葵央。私達のところにきてくれてありがとう。今日からまた、新たに宜しくね」

そう言って抱きしめる私に、伊吹も目を細めて私達を眺めていた。

「伊吹も抱っこしなよ」

そう言うと、恐る恐るまず葵央を抱っこする。

「小さいな。でも、温かい」

そう言いながら、葵央を見つめる瞳は穏やか。

そして葵央を戻して、今度は里桜を抱っこする。

「可愛いな」

そうしてまた二人を私の両脇に戻して、今度はスマホで思い出したかのように写真を撮る。
撮り終わると伊吹が写真を見ながら言った。

「お義母さん達に送っとく!」

「ありがと」

こんな感じで予定より早く産まれましたが、二人は元気で予想より大きくて一安心。

こうして、春を迎える頃。
予定よりひと足早く、私達は新たな家族を迎えて新たに、ともに歩み始めました。


Fin
< 64 / 64 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:363

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

表紙を見る 表紙を閉じる
虐げられ令嬢の逆転、ハッピーマリッジからのスローライフ!
不遇の伯爵令嬢、婚約破棄しましたが嫁ぎ先では幸せなので、どうぞお構いなく!

総文字数/12,482

ファンタジー9ページ

第6回ベリーズカフェファンタジー小説大賞エントリー中
表紙を見る 表紙を閉じる
フランゼ家の伯爵令嬢フィアラは本来フランゼ家の次期当主であり跡継ぎだった。 そのため婿を迎え女伯爵になる予定でいた。 その婚約者、コーネイル侯爵家の三男レイゼロードはあろうことか後妻の娘のアクレシアと関係を持ち子を成した。 それを知った父が、継ぐことが出来ないアクレシアを跡継ぎにしてレイゼロードを婿に迎えフランゼ家とするとした。 しかし、それがフランゼ家とゴートダム王国の終わりの始まりだった。 フランゼ家の成り立ちも、国にとっての立場も理解しない家族の横暴。 それを知ったフィアラはようやく家族を切り捨てて、自分の幸せのために動き出す。 既にすべてを諦めた令嬢が向かった先で、得るのは新しい家族。 血の繋がりだけがすべてではないと知り、生家では得られなかった幸せを知る。 不遇令嬢の逆転ハッピーマリッジライフ。
眩しさの中、最初で最後の恋をした。

総文字数/104,637

恋愛(純愛)192ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
眩しさの中で あなたを初めて見た時。 ずっと諦めていた、人を好きになるという事を 痛い程に、初めて知ったの……。 言いたくても言えない気持ちが 胸を苦しくすることも……。 みんな、あなたに出会えて知れた……。 諦めていたこの気持ちを知ることが出来て 私は良かったと思ってる。 だから、これが私の…… きっと最初で最後の恋になる。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ レビュー 涙(しずく)様 ありがとうございます ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ スタート2018.08.19 完結 2018.10.23

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop