ずっと好きだ! 先生のこと
それぞれの思い




あれから何度もあの夜の事を思い出しては、胸が熱くなった。

変に照れくさかったり……。

まだ信じられない感じ、ホントに起こったことなのか!?


自分では浮かれてるつもりはないのに、やっぱり普段と違ってたのかな。

一番身近にいる北嶋は何か分かってるようだった。そして梁瀬も。


梁瀬のオレを見る目も怖かったけど、

けど、何も言わない北嶋の目が何より一番怖かった。

何でも話して来たアイツに、先生と今つき合ってる事、話してない。てか話せない。


罪悪感!?


冗談だと思ってた事が実際に起こってしまってるから?

教師と生徒がつき合うなんて。

しかも一線を越えた。

そして一番に言わなきゃならない人に話せてない。

先生のためを思って……

いや、自分のためだったかもしれない。



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