君が好きです
「蓮見……先輩なんで?ここに」


震える声で君はいた。


着ていた上着を着せてあげた。

下着姿の好きな子を見下ろすとやっぱり、色々理性が。


俺は投げ出された制服を手に入れ着せてあげた。


「ちょっとちょっと、せっかく脱がせたのにまた着せないでよ~」



ほざく男を睨みつけると、ニヤリ、とただ、笑うだけ。


殴り返そうと、奴に向かって行こうとすると服を引っ張る華恋ちゃんがいた。


チラリ、と見るとポロポロ、と涙を流す。


「行かないで……ください。側に、居てください」


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