君が好きです
「華恋ちゃんって、もしかして舞原華恋ちゃん?」


光輝が、思い付いたかの様に言った。


「はい、そうですけど知ってるの?」


「知ってるのって、かなりの美少女って噂。

マジだったんだ」



いや、ないない。そんなのーー


「人違いではーー?」


美少女なんて………あり得ない。


「自覚なしかよ」


赤い髪をした聖くんが、ため息を吐く。


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