君が好きです
「その前にーーー」



ドカッ



鈍い音が、聞こえ振り向くと男の子は力なく倒れていた。


私がいくら頑張っても倒せない相手を、一瞬で眠らせる晃。



「寝てて、わりいけどーー」



まさか、あり得ない。



ヘタレ男子と言われてた晃が、誰よりも強いと言う現実に身震いした。


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