君が好きです
殴りかかろうとした時には、奴の体はぶっ飛ばされていた。



壁に当たり転がっていた。



今、何が起こった?



そして、西道が華恋を抱き締めていた。


そして、キスをした。



殴ろうかと思えば出来るはずなのに、しなかった。



華恋は、抵抗してない。


「君が無事ならそれでいい」



そう、西道が言った言葉に華恋が少し微笑んだ気がした。



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