私の恋愛事情。〜アノ人と巡り会うまでは〜
第3章「玲斗の手、離したら…きっと後悔する」
あの日から、私はおかしくなった。

元カレの凌は、毎日のようにLINEしてくるようになった。
「迎えに行こうか?」
「まだ好きだよ」
「玲斗より、俺のほうが合ってるだろ?」

既読にするたび、胸がざわつく。

でも――
本当に私の心をかき乱すのは、玲斗の存在だった。
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