孤高に笑う女

犬猫


わらわに憑く妖狐、いや狐はネコ目イヌ科の動物である事から犬と猫の中立する立場でありその両方から慕わらる関係だった

それは犬猫が妖になろうと変わりなく、妖になってしまったならば狐の妖、妖狐に慕わるという考えになった

犬の妖、犬神、送り犬、すねこすり
猫の妖、猫神、化け猫、猫又

の6匹の妖が、我が白銀家に忠誠を使った妖達である

それぞれ、犬神は「紫羽家」、送り犬は「赤城家(あかぎけ)」、すねこすりは「茶月家(さつきけ)」

猫神は「黒峰家(くろみねけ)」、化け猫は「御琴家(みことけ)」、猫又は「灰崎家(はいざきけ)」

となり、その6つの婿候補の奴らが来ると思うと気が滅入る

幼い頃に一度会ったことはあるがそれ以降は儀式をするまで会ってはならない掟がある

それと、その6つの家庭それぞれに娘、息子を産みなるべく候補を増やさなければならない

しかし、白銀家は男の子が生まれる事が多くわらわみたいに女の子が生まれるのは稀で、それぞれの家庭もそう思い、それぞれ習い事もさせていただろう

女は花嫁修業と儀式の時に選ばれる為の舞を習う(選ばれなかった者は普通の生活を暮らせる)、男は護衛の稽古(家を引き継ぐための嫁探しもする)

しかし、女が生まれると習うものが変わる

女は普通の生活を暮らせる(選ばれた家は男兄弟が他に居なければ夫探しをする)、男は護衛の稽古と儀式の時に選ばれる為の舞を習う(選ばれなかった者は家を引き継ぐための嫁探し)


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