男性恐怖症なんて関係ない!?


「おい!」

ん?なに?あたし?
振り返ると...

「俺がいつもそばにいる...何かあったらすぐに言え、これおれの番号だ...あの事は誰も知らないから大丈夫だ」


「...は...はい...。」


怖くないのは理解さたんだけど...
そう...足の震えはなくなったの気を失うこともなくなった...でも苦しくなるし、手の震え止まらないし少し前進したんだけど...すぐには大きく前進しないみたいです...




「璃々ー!あら?なになに?もう、もうそんな仲?」

「は?バカにしてるでしょ?いやしてるよね?」

「だってそんなコソコソと話してんだもんそりゃーね?」

「葵?考えすぎ!あたしの事みんな知らないから何かあったら言ってこいって言われただけだし」

「いや!それどー考えても...まぁいっか!
璃々も鈍感ね?蓮先輩も可哀想だな...って慣れてるか...」

「いや何勝手に納得してんの?
しかも何が可哀想なの?あたし鈍感じゃないし!」

「なんでもなーい!授業遅れるよー!」

「あー!忘れてたー!遅刻だー!」


葵といい、蓮先輩といい...
なんなんだろう...元カノとあたしが同じ男性恐怖症だから気にかけてるだけだよね?ユニットに迷惑かけられたくないからだよね?

うん、そういうことにしておこう。
あたしにはまだまだ難しそうです


今はユニットの事だけ考えよう…

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