朱い異国人と蒼い少女
朔羅が帰還の途中に敵に撃たれて亡くなったらしい
すでに、遺体が霊安室にあった。

「いやぁ、朔羅!! 朔羅!!! 最近やっと想いが通じ合ったばかりじゃない!
いつか戦争が無くなったら一緒に暮らそうって約束したじゃない!!
なんでよぉ……。 置いていかないでよ。」

束の彼氏は、朔羅のことだったんだ。
朔羅がずっと束の事を好いていたのは知っていたけど、そうだったんだ。
でも、これじゃああまりにも束が可哀想だよ。
ねぇ、なんでこんな愛おしいはずの彼女を置いて行っちゃったのよ!!
帰ってくるって言ってたじゃない…!!

時に現実は残酷だ。長年の想いを募らせて、やっと結ばれた二人をこんなにも簡単に引き裂くことができるのだから。

覚悟してたはずなのに…。涙が止まらなかった。
もう大切な人を失いたくなかったのに。
また1人減って行ってしまった。
お母さん…。 私はいつまで、頑張れば...。
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