素敵な王子様の育てかた。

「それはいつごろに?」

「ライト王子が良ければ、3日後にでもと。その日はリフィト王子の予定が珍しく空いているものだから」


今リフィト王子は、ライト王子が本来やらなければならない仕事まで引き受けているため、余計多忙だと聞く。

その中の大事な休暇。

本当であればゆっくりと身体を休めたいだろうに、わざわざ時間を作って王子と会いたいと言っているのだ、こちらとしてもぜひその時間を設けたい。


「分かったわ、王子に聞いてみる。なるべくできるように働きかけてみるわね」

「よろしくね、ララ」



早速私は王子の元へ向かい、お茶会の件を告げた。

だが話を聞くなり、王子の表情が曇る。

「リフィトが俺と話をしたい……?」

どうやら乗り気ではないらしい。
そう返す声も、どことなく不安げだった。

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