年上のアナタと大人の恋ができたなら
「あの美咲さんや唯さんの時はどうだったんですか?」
「私と付き合いだした時は亮介まだ専務だったんだけど
亮介の仕事が忙しくて中々会えない日が続いたの
私はせっせと泊まりに行ったりしてたんだけど
別々に住んでるからすれ違うんだ
なら同じ家にすればそれはなくなるって言われてね、で即一緒に住み始めた」
「私の方はコウくんから言ってきたんです
お互い電話もメールもちょくちょくしてたけど
やっぱり顔を見て話がしたいって言われて」
「駿介さんもしかしたら美月ちゃんのご両親の了解をとってからって
思ってるのかもしれないわね」
「そうですね私も多分そうだと思います」
「駿介から一緒に金沢行くって話とか出てる?」
「そういえば一度挨拶しておきたいって言ってました」
「「「それだ」」」 と2度目の3人ハモり
「何だちゃんと考えているのね良かったわ」うんうんと頷く3人
一緒に暮らすことは付き合い始めたときに彼から提案された
でもあの時はまだ早いかと思って保留にしてもらっていた
その後その話題は出なかったので私はすっかり忘れていたけど
彼はずっと考えていてくれたんだ
そしてちゃんと両親の了解を得てからというところに誠実さを感じた
何だかすぐにでも一緒に暮らしたくなったが駿介さんのためにも
今は我慢だ