年上のアナタと大人の恋ができたなら

「そう言うと思った」とふっと小さく笑った

「すみません」

「謝ることはない、キミの言ってることは分るよ
仕方ないヘッドハンティングは諦めるよ
でももうひとつの方は考えてくれないかな?」

「もうひとつ?」

「言っただろう?ひと目惚れしたって
良かったら俺と付き合ってほしい」

「私好きな人がいて今その人と付き合ってるんです
だからごめんなさい」と小さくアタマを下げた

「残念、売約済みか
でも結婚してる訳でも婚約してる訳でもないんだろう?
恋人なら俺にもチャンスはあるよな、なら最後まで諦めなくていいよな?」

そう言い時計を見ると

「ごめんそろそろ次の仕事の時間だ失礼するよ
今言ったことよく考えてみて、じゃ」
と言いテーブルにお金を置くと彼はお店を出ていった


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