年上のアナタと大人の恋ができたなら

ひと目惚れ、そう言われ目を丸くした私に苦笑いする柘植さん

「そんなにびっくりすることか?」

「はぁちょっと」私は柘植さんを見ると

「聞いてもいいですか、わたしのどこを見てひと目惚れしたか」

「うーんあえて言うならその目かな?」

「目?」

「ああ優しい目をしたかと思えば次の瞬間はもう違う目をしている
見てて飽きなかった、いつまでも見ていたいと思った

キミはアクセサリー関連のデザイナーを目指していると言ってたが
カメラマンはどうだ?
少しでもその気があれば俺が教えてやるが」

そう言い私の目をしっかり見ていた、これは本気の目だ
私は

「私、物作りが好きなんです
やはり母がそういうの好きで小さい頃から母に着いて色々教わりました
始めて作ったのは不細工だったけど1個の物を作り上げたことに
凄く感動してそれ以来ハマりました
まさかお店に置かせてもらえるようになるとは思わなかったけど
自分の作ったモノが人に選んでもらえた喜びを知ったら余計ハマってしまい
ずっとアタマの中をイメージがぐるぐる廻っているんです
こんな言い方はカメラマンのアナタには失礼かもしれないけど
カメラはあくまでも作品を作るための手段なんです
それ以上でもそれ以下でもありません、カメラマンになる気はないです」


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