年上のアナタと大人の恋ができたなら
●Steps to a dream

初めてのケンカから数日後店番をしていると駿介さんがやってきた

「いらっしゃいませ駿介さん、今日はどうしたんですか?」

「それが1件キャンセルが出てね2時間ほどぽっかり空いたんだ
だからそれを使って来てみた
紺野にはちゃんと断ってきたから大丈夫」

「時間ができたならゆっくり休んだほうがよかったんじゃないですか?」

「俺は美月の顔を見ているほうが癒されるからいいんだ」
とにこにこ顔の駿介さん、私が顔を赤くしていると

「店順調そうだね」と彼は店内を見回していた


有難いことに雑誌が出てからは更に客足が増えている
私の商品も好評で制作が追いつかないくらい
なので店のブログはしばらくお休み状態だ
小百合さんは人を増やすことも考えてるみたいだけど・・
メディアのチカラって凄いな

でもちょっと急な展開で小百合さん以外は戸惑っている
多分小百合さんのことだから何か考えているんだろうけど

「美月?」と呼ばれ顔を上げる

「大丈夫か?」

「何とか」と苦笑いしていると頬にちゅっとキスされた

「駿介さん!ここ店内ですよ」と言うと

「元気が出たね、じゃあ俺は会社に戻る
今日は早番だろ?もうちょっとだ頑張れ」そう言うと彼はお店を出ていった


< 95 / 181 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop