クールアンドドライ
「お疲れさまです、課長。若い新人連れてきましたよ。」
小田さんが、少しふざけた口調で言う。
「いや、1歳しか違いませんから・・」
そんな私の突っ込みなど、聞きもぜずに、課長は「お疲れ、小田はここんとこ頑張ってるな。青木さんにも挨拶に行けよ。」と笑顔で応えていた。
小田さんは、青木さんの名前がでたとたんに、「では、そうします。」と、上機嫌に言ってさっさと青木さんの元へと行ってしまった。
はぁ~、さすが小田さん。
飲み会が始まる前に、今日は課長への挨拶に秘策があるって言ってたけど、・・・これか!
売ったよ、あの人。私のことあっさり、売りやがった。
はぁ~、為す術無し。
「おい、憮然とした顔すんな。」
「ぶ、ぶぜ?」ぶすっていったのか?ちょっと、顔をしかめて聞き返した。
「ぶ、ぜ、ん。意味はまぁ、落胆とか失望して、間抜けな顔になってるって感じの意味だ。後は、自分で調べろ。」
「ちょっと、間抜けな顔ってなんですか?確かに、ぼーっとしてましたが、落胆もしてましたけど。はぁー、まぁいいや、てか、知ってたんですか?小田さんが青木さん狙ってるの。」
「ああ、狙ってたのか、やっぱり。まぁ、小田が新規開拓出来たのは、青木さんがフォローしたからだしな。」
「分っかりやっすいですよね、小田さん。」
「まぁな。で、そのビールは、いつ注いでくれるんだ?」
そこで、慌てて、課長にお酌した。
小田さんが、少しふざけた口調で言う。
「いや、1歳しか違いませんから・・」
そんな私の突っ込みなど、聞きもぜずに、課長は「お疲れ、小田はここんとこ頑張ってるな。青木さんにも挨拶に行けよ。」と笑顔で応えていた。
小田さんは、青木さんの名前がでたとたんに、「では、そうします。」と、上機嫌に言ってさっさと青木さんの元へと行ってしまった。
はぁ~、さすが小田さん。
飲み会が始まる前に、今日は課長への挨拶に秘策があるって言ってたけど、・・・これか!
売ったよ、あの人。私のことあっさり、売りやがった。
はぁ~、為す術無し。
「おい、憮然とした顔すんな。」
「ぶ、ぶぜ?」ぶすっていったのか?ちょっと、顔をしかめて聞き返した。
「ぶ、ぜ、ん。意味はまぁ、落胆とか失望して、間抜けな顔になってるって感じの意味だ。後は、自分で調べろ。」
「ちょっと、間抜けな顔ってなんですか?確かに、ぼーっとしてましたが、落胆もしてましたけど。はぁー、まぁいいや、てか、知ってたんですか?小田さんが青木さん狙ってるの。」
「ああ、狙ってたのか、やっぱり。まぁ、小田が新規開拓出来たのは、青木さんがフォローしたからだしな。」
「分っかりやっすいですよね、小田さん。」
「まぁな。で、そのビールは、いつ注いでくれるんだ?」
そこで、慌てて、課長にお酌した。