眠らせ森の恋
「私だって、お風呂に入ってる社長にわざわざワイン持ってったりしてるんですよ」
と威張ったように言うつぐみに、
「ほほう。
それは偉いじゃないか」
と言うと、
「……すみません。
本当は社長を早く寝かせようと思ってです」
と白状してきた。
褒められて落ち着かなくなったからだろう。
「お前、なんでワイン呑むと、眠くなるか知ってるか?」
「え?」
「低血糖昏睡と同じ状況になるんだ」
まあ、ワインがというより、酒全般だが、と思っていると、
「じゃあ、やめときます」
とつぐみは青くなって言ってくる。
「いや、そういう状態なんだぞ、と言ってるだけだ。
みんな好んで酩酊状態になってるんだから、そこのところはいいんじゃないか?
だが、あの社長に抱かれたくないというのがわからないと言ってるんだ」
「じゃあ、西和田さんが社長に抱かれてみてはどうですか?」
「なんでだ……」
と威張ったように言うつぐみに、
「ほほう。
それは偉いじゃないか」
と言うと、
「……すみません。
本当は社長を早く寝かせようと思ってです」
と白状してきた。
褒められて落ち着かなくなったからだろう。
「お前、なんでワイン呑むと、眠くなるか知ってるか?」
「え?」
「低血糖昏睡と同じ状況になるんだ」
まあ、ワインがというより、酒全般だが、と思っていると、
「じゃあ、やめときます」
とつぐみは青くなって言ってくる。
「いや、そういう状態なんだぞ、と言ってるだけだ。
みんな好んで酩酊状態になってるんだから、そこのところはいいんじゃないか?
だが、あの社長に抱かれたくないというのがわからないと言ってるんだ」
「じゃあ、西和田さんが社長に抱かれてみてはどうですか?」
「なんでだ……」