
書籍化原作
- 作品番号
- 1476497
- 最終更新
- 2018/04/10
- 原題
- 御曹司と溺愛ルームシェア
- 総文字数
- 108,048
- ページ数
- 154ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,755,048
- いいね数
- 43
- ランクイン履歴
-
総合3位(2018/01/02)
恋愛(長編)3位(2018/01/02)
鈴村 彩月
成宮 彰人
「ひどくしてください」
私の希望は、ただそれだけだったのに。
「どうせ〝イケナイこと〟するなら、もっとデカいことしてみてもいいんじゃねーの? あー……そうだな、一ヵ月くらい家出でもして俺の部屋にくるっていうのは?」
成宮さんのわくわくするような誘いに心が跳ねてしまう。
「成宮さん。今気付いたんですけど、これだと北枕ですよ」
「俺、そういうの気にしないし向きなんかどうでも……おい。話してる途中だろ。枕の位置変えるな」
交わす会話があまりに楽しくて、ずっとと望んでしまう。
「おまえが好きだ」
「もう、聞きました……」
「何度言ったっていいだろ」
成宮さんのまっすぐな気持ちに応えたいのに。
本当は、もっと一緒に過ごしたいのに。
「私も……好きでした」
気持ちを隠したまま勝手に部屋を出る私を、成宮さんは怒るだろうか。
「……さよなら」
2017.12.26 完結公開
※文庫化に伴い、2018年4月10日をもちまして試し読み(一部公開)とさせていただきます。
申し訳ありません。
この作品のレビュー
2019/02/15 21:37
投稿者:
usamo
さん
過保護のW
出会いは暴走からでも払拭出来るだけの優しいさ、過保護ぶり。ラストはジーンとくる過保護ぶりでした。 全体の中で二人の喧嘩、のシーンが可愛くて好きです。
出会いは暴走からでも払拭出来るだけの優しいさ、過保護ぶり。ラストはジーンとくる過保護ぶりでした。
全体の中で二人の喧嘩、のシーンが可愛くて好きです。
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2018/03/22 21:24
投稿者:
聖凪砂
さん
たった一度の悪いこと
自由ではない、織の中に閉じ込められた状態でずっといるように感じていた主人公は、ある日、ずっと押し付けられるようにしていたいい子をやめる。そのために、一人逆ナンをしていたのだけど、そこでひっかけた一人の男性と一晩を過ごす。だけど、その相手は―――…
一晩のことが、一晩だけでは終わらず、自分の心の解放から、いろいろなことが見え始めていき――…
押し込められた環境からか、感情表現の乏しい主人公。そんな主人公とは対称的に、豊かな感情表現を持つ彼。だけど、そんな彼の豊かな表情にも、隠された裏があったりと、表とその裏側が書かれている、少しミステリアスな感覚も味わえる作品でした。
読み終わった最後、とても深い想いに温かい気持ちになりました。
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2018/01/09 01:09
投稿者:
メロペン
さん
素敵でした
もう愛が凄く感じられて、途中泣いてしまいそうになりましたが、成宮さんのあたたかい愛情を感じて、終始心がほっこりしていました。 ぜひ続きも読みたいです(*´Д`*)
もう愛が凄く感じられて、途中泣いてしまいそうになりましたが、成宮さんのあたたかい愛情を感じて、終始心がほっこりしていました。
ぜひ続きも読みたいです(*´Д`*)
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