男装女子。FIRST SEASON

出雲｢あれ～？みんな揃ってどうしたの？｣



結｢あ！出雲さん！｣



裕翔｢それに皆さんもー！｣



連｢なんか騒がしいなーと思ったらお前らだったか！｣



壮吾｢どうかしたの？｣



悠太｢さっきから一年生ズが体育祭の紙見て発狂してた所を静めてました。｣



百｢でもそれを玲央が壊して更に発狂してるところです。｣



隼｢…ああ、まあ気持ちはわかるな(苦笑)｣



光｢ですよね！？おかしいですよね！？｣



零｢聞いてない。｣



『秋さんに抗議しよう！！！』



結｢それ俺らはムリ！！先代には絶対に逆らいたくない！！！｣



裕翔｢怒られたくない！！｣



『えええええじゃあどうすんの？！このままこんな体育祭嫌でしょ！！？』



結&裕翔｢｢どっちもやだー！！！｣｣



『でしょ！！？』



隼｢…まあ去年は大分怪我人増えて病院に行った奴らも多いみたいだから、今年は少し抑えるんじゃないのか。｣



『｢｢ホント！？｣｣』



出雲｢そうそう♪もっと気楽に考えようよ～。｣



連｢お前は気楽に考え過ぎだ！！｣



壮吾｢隼の言った通り、僕の情報網だと障害物競走以外は普通になるらしいよ。…障害物競走以外。｣



夜｢えっ…その最後の一言怖い。｣



玲央｢ちょっと顔暗いんだけど！！？｣



百｢…みんな、障害物競走は回避しようね絶対。｣



悠太｢…そうだね、うん。絶対に回避しよう。｣



『…よくわかんないけど頑張って回避しよう。』












そして次の日。




結｢…ちょっと裕翔さん…！？めっちゃ燃えてるんだけどクラス！！(小声)｣



裕翔｢何だろうこのやる気…いや、殺る気は！！(小声)｣



光｢何で小声で喋ってんの二人は。｣



零｢…怖い…。｣



光｢…ってかウサギさーん！？寝ないでー！？｣



『…ｽﾞﾋﾞｯ……眠い。』



光｢いやいや、まだ朝だよ！？朝！！｣



『………眠い…ｽﾞﾋﾞｯ…。』



裕翔｢…見事にやられてる。｣



結｢体育祭の前に殺られてどうする！！｣



『秋の花粉症を舐めないでいただけません！！？辛いんだよ眠気が襲うんだよおおおおおおおお！！！…ﾊｯｸｼｭﾝｯ…ｽﾞﾋﾞｯ…。』



零｢…大丈夫…？｣



『大丈夫…ちょっと眠いだけ…ｸｼｭﾝｯ…。』



光｢…ね、それ風邪とかではなく？｣



『熱ないから風邪では無い。鼻水とくしゃみと目と耳が痒いのと眠いだけだから。』



光｢…薬飲んだ？｣



『今日の朝は時間が無かった！！』



結｢俺と零と夜とウサギの4人仲良く寝坊したよね。｣



裕翔｢忘れちゃ行けないのが隼さんと出雲さん。｣



結｢遅刻常習犯のおふたり様はもういいの。殿堂入りだから。｣



光｢あ、ウサギ寝てる。｣



『Zzzz…。』