きみの隣で愛を誓わせて。
ふと左手がぬるぬるしていることに気づく。


その感覚に左手を見ると、土がぬかるんでいた。


私がさっきまでもたれ掛かっていたであろう木から雫が一滴落ちてくる。



───そうだ


「…神社」


ぽつりと呟く私に


「神社?」


大和が反応する。

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