Rain
2人共優しいお兄ちゃん
だったしいつも一緒に
いてくれた。
だから安心しきってたんだと思う
なんにも知らなかったんだ
あの頃のあたしは。
何にでも好奇心を
持っていて
人を疑うなんて知らなかった。
その晩あたしは、従兄弟のお兄ちゃん達の部屋で
3人で川の字になって
寝ていた
左から順番に一番上の
お兄ちゃん、としくん
もちろん真ん中は、あたしその隣が下のお兄ちゃんのこうちゃんだった。
あたしは、疲れて先に
寝てしまった
しばらくすると
背中を誰かに触られて
いるのが分かった。
「もー誰?」あたしは、
寝ぼけた声で言った
「あーあ、兄ちゃんのせいで起きたし」
こうちゃんの声。
「お前がゆっくりしないからだって」
としくんの声。
最初は、自分になにを
されているのかぜんぜん
分からなかった
気づいた時には、遅かった
その後あたしは、仰向けにされて叫ぶことも出来なかった。
だったしいつも一緒に
いてくれた。
だから安心しきってたんだと思う
なんにも知らなかったんだ
あの頃のあたしは。
何にでも好奇心を
持っていて
人を疑うなんて知らなかった。
その晩あたしは、従兄弟のお兄ちゃん達の部屋で
3人で川の字になって
寝ていた
左から順番に一番上の
お兄ちゃん、としくん
もちろん真ん中は、あたしその隣が下のお兄ちゃんのこうちゃんだった。
あたしは、疲れて先に
寝てしまった
しばらくすると
背中を誰かに触られて
いるのが分かった。
「もー誰?」あたしは、
寝ぼけた声で言った
「あーあ、兄ちゃんのせいで起きたし」
こうちゃんの声。
「お前がゆっくりしないからだって」
としくんの声。
最初は、自分になにを
されているのかぜんぜん
分からなかった
気づいた時には、遅かった
その後あたしは、仰向けにされて叫ぶことも出来なかった。