幸せの晴れ

・友達



清水さんのマンションで暮らすようになって、

生活費ももらっているのに私はバイトを続けていた。


何かをしてないと、晴也の事ばかり考えてしまう気がする。


晴也の事をずっと想っていたっていいと思うし、

無理に忘れるつもりもないけど。


いつまでも晴也の事だけを考えているわけにはいかないと思った。


晴也の事は大事に大切に心の奥にしまっておこうと思う。


そう考えて、私は今日もバイトへと向かう。


最近はつわりが酷く本調子ではないけど、

芦田さんを始め他のスタッフも気にかけてくれている。
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