幸せの晴れ


「明日の昼頃にはベッドが届くって言ってたし、組み立てるのはまだまだ先でいいよね?

重かったらそのまま玄関に置いといていいよ。」

「わかった。」

「それじゃあ、また来るね。」

「今日は1日付き合ってくれてありがとう。」

「いや、私の方こそ楽しかったよ。

ゆっくり休んで。おやすみ。」

「おやすみなさい。」


パタンとドアが閉まり、清水さんは自宅へと帰っていった。


いつもの休日は寝ているばかりで家からほとんど出る事がないので、

たまにはこういう休日もいいなと思った。
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