幸せの晴れ
あぁ、やっぱり私は晴也を愛している。
だって、こんなにも幸せを感じているんだもの。
「私なんかで…いいの?」
「もちろん。
俺は陽菜ちゃんじゃなきゃイヤだ。」
私はコクリと頷いた。
「もう1回聞くね。
俺と結婚してくれますか?」
「はい。」
ニッコリ微笑んだ晴也は、きつくでも優しく私を抱きしめてくれた。
そして私達は晴陽と清水さんの待つマンションへと向かう。
玄関のドアを開けると一目散に晴陽が出迎えてくれて、
私と晴也の手を引っ張りリビングへと連れてってくれた。