幸せの晴れ
「今日も1日お疲れ様でした。」
「お疲れ。」
軽く缶をぶつけ合いビールを胃の中に流し込む。
「俺、明日からまた仕事で遅くなる。」
「うん、わかった。」
「陽菜ちゃんのご飯が食べられなくて悲しいよ。」
「いつでも食べられるじゃん。」
「そうだけど。」
晴陽が寝た後の晴也は少し甘えん坊になる。
今も私のひざ枕で横になっている。
「あ、そういえばね、瑞穂ちゃんが今度一緒に食事しようって。」
「瑞穂ちゃん?」
「ほら、私達が再会した時に一緒に居た人。」
「あー、わかった。」