ヒガンバナ。
ギリギリで学校に着くと、玄関で不安気な色を浮かべた顔をあちこちに向けている男性教師がいた。

背は低めで、170cmぐらいだったが、全体的にガタイが良かった。
年齢は、40~50代ぐらいだろうか。
服の上からでも分かる筋肉質な体つきのお陰で、多少若く見えた。
顔つきは、一見頑固そうで緊張感を与える顔だったが、
それもすぐに思い違いだとわかった。

「おう!大丈夫か?道に迷わなかったか?
遅刻するかと心配したぞ!」

微笑みを携えながら、まくし立てられ面食らったが、
すぐに持ち直すと小咲は静かに頷いた。

「そうか、よかった。
あ、俺の名前を言ってなかったな!
俺は、和泉 虎々路(Kogoro Izumi)
教科担当は体育で、お前のクラス1-Bの担任もしている。
わからないことがあれば、なんでも言えよ!」

そう言うと、和泉は自分の受け持つクラスの教室に案内しはじめた。

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_3086年。 人類の科学は進歩した。 かつては不可能だったことを成し得る事が出来るようになった。 しかし、恐れられた事も起こりかけた。 ロボットの反逆だ。 だが、寸前のところで食い止められた。 なぜか_ 天才が現われたからである。 「人類が更に進歩するには、過去の人に助けを乞うべきだ。 そう、先祖返りにね。」 その一言が、世界を混乱の世へと落し入れる。 彼が人類にもたらすのは、進歩か、はたまた退化か…… 現代のチャールズ・ダーウィン 和田信礼 《wada shinre》 絶対的な力に最後まで抗い続ける主人公 鬼嶋 龍我 《kishima ryuuga》 偉人、妖、先祖返り… 果たして、世界はどうなるのか… 過去の偉人達が織り成す近未来ファンタジー。

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