極甘ウエディング~ようこそ俺の花嫁さん~


慶太さんが覆い被さったような状況に、乱れていた心音は壊れたように更に音を増していく。

うまい具合に私に体重をかけないように倒れてくれた慶太さんは、両手をベッドについて顔を上げた。


「すっ、すみません」


見下ろされるような状態に耐え切れず、謝り肘をついて身体を起こしかける。

浮きかけた肩に慶太さんの手が触れて、押されるようにして再びシーツに身体が沈み込んでいた。

見開いた目に、じっと私を見つめる慶太さんの真顔が映し出される。

外にまで音が漏れているような錯覚を起こすほど、鼓動が早鐘を打つ。

目を逸らせないでいる私を見つめた慶太さんは、その口元に薄っすらと笑みを浮かべた。


「早速、寝心地確かめた感じだ? のどかって、案外行動的だったんだね」

「えっ……あ、いや、そういう、わけでは……」

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