【完】今日から、お前は俺のモノ
「ふぁぁ〜〜」

めいはゆっくり手を上に上げながら
あくびをして


少し間が空いたあとに


「よーーーし!!!
ここから家まで競走ね!!!!!」

「って、は!?!!?」


こんないきなりな奴いるかよ……!!
って思うといきなり走り出して……
振り向いて……


「負けたらジュース奢りねーー!!!」

「っておいめいずりーぞ!!!」



どんどん小さくなる揺れるポニーテールを前に俺も追いかけようと思って
勢いよく自転車で坂を駆け上がる。


このたわいない会話やくだらない事が
出来る関係であるめいに


俺の思いを伝えたら、
今までが全て壊れそうで




怖いんだ 。
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