『、、、泣いただろ?』〜幼馴染の涙の理由


雅人のシャツを掴んで、優しく微笑む。


「っ、、、、好きなんだよっ。美鈴ちゃんが好きだ。1度だって兄弟だなんて思った事なんてない。 」


真っ赤な顔で叫ぶ雅人を見て、目を見開く。



好き、、、?私の事が?

それは家族としてじゃなくてって事?



混乱してパニックになる。


「え、、え?!、、、、、、えっ!?!?」


「誰でもいいなら俺と結婚してよ。兄さんならまだしも赤の他人に攫われるなんて絶対に嫌だ、、、、。ずっと隠してたんだ。優しい美鈴ちゃんの笑顔が見れるなら家族で、、兄弟でいいって思ってた。でも、こういう事なら話は変わるよ。今日からでいい。俺のこと男として意識してよ?」
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