大好きなキミへのカクシゴト。
私の大好きな人の後には、真っ白な天井。





「は、蓮輝くん?」

「……」

「熱、うつるよ?」







近すぎる距離に、そっと胸を押し返した。



だけど、微動だにしない。






初めて感じる。


蓮輝くんは、男だ。





今まで意識したことなかった。


私の初恋の人。
今もずっと大好きな人。




だけど…


細く見えていた体は、すごく筋肉もついてて。

私じゃ敵わないほどの力。
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