続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
その瞬間─

『よっしゃああぁぁあああっっっ!!!!』

『やったあああぁぁぁああっっっ!!!!』

男子女子、共に一つになりましたぁ。

「それじゃあ、最終確認をしますっ。ええと、おどかす役の3班は裏で待機をしてください。案内の1班は廊下。これで、いいですか?」

『はーいっ』

その返事に、うんうん頷いている早苗。

「先生、これで終わりです」

「そうね。時間が余ったわ・・・・・・」

ちらっと先生が時計を見た。それに釣られて一斉に時計を見る。

下校時刻は12時25分。それから終礼をしてから放課で、今10時くらいだから・・・・・・結構余るね。

「いいわ、先に帰りましょう。ただし、こっそりとね」

「わ、帰れる!」

「よっしゃ、遊ぼうぜ!」

あちこちからそんな声が聞こえる中、私は桜を見た。

お、心なしか楽しそうな顔してんじゃん。楽しみなんだねっ、桜も。

「それじゃ、終礼を始めます。机は運んでしまったから、そのままでね」

先生の言う通り、机は邪魔になるからって全部外に運んでしまってる。重労働だったよ、はあ〜。
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