続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。
マジで殺す気かな・・・・・・紗綾。

「ふふっ。それじゃあ行くわよ」

あれ?なんか、口調が・・・・・・

「あら、わかった?私、元々こんな風に話していたのよ。例えるなら愛梨みたいに、ね」

「え?」

「友香キャラに合わせていたの。蘭と一緒にね。蘭、ああ見えて桜の方に近いキャラよ」

「へ、へえぇぇ・・・・・・」

衝撃の真実・・・・・・マジすか?!

「って、そんなことはどうでもいいからっ」

「そうね。集中しましょう」

「いくよ・・・・・・Icy,pillar」

「そう来たわね・・・・・・これならどう?」

氷柱が紗綾の頭上に現れた。でも、一つじゃない。

いくつも、紗綾を取り囲むように円形を描きながら出現していた。

それに対抗して、紗綾が出したのは──

「か、傘っ?!」

「正解よ。でも、ただの傘じゃないの」

くすくすと笑う紗綾。その手に握られているのは、紛れもなく傘。でも、確かに傘ではない。

「布の上に硝子があるのよ!」

「なっ」

このままだと、マズイ!

だって、このまま氷柱が──私の魔力でただの氷柱よりとても強く、固くなった氷柱が落ちてきたら

あの硝子は・・・・・・砕ける!

何故って・・・・・・あの硝子、よく見れば

ヒビが入ってるんだもの!

「ぷ、protection!!!!」

急いで唱えたけど、間に合わないっ!これじゃあ砕けて・・・・・・

氷柱が、落ちていく。文字通り。

硝子に、当たって

パリンと、音を立てて──

あ、当たる・・・・・・と思ったその時
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