続☆戦闘魔法少女は美少女揃いで最強です。

その後、どうなった?


〜友香 side〜

「夏帆さん」

「王女様・・・・・・?」

あの戦いのあと、みんなはせっせと私を魔法界に運んでくれたらしい

魔力切れにより気を失ったなんて人間界じゃありえないしっ

えー。こほん

友香です

病院も無事に退院して、ただいま王宮にいる夏帆さんの元へ

主に事務をしている夏帆さんは、私のお母さん・・・・・・というより、お姉さん的存在

そして──

七海さんと、顔がそっくり

「お帰りになられたんですね」

「うん。ただいま。ところで夏帆さん・・・・・・」

「はい、なんでしょう?」

「ちょーっとだけ、来てくれない?」

私の呼び出しに、夏帆さんは首をかしげた




事務室から出て、向かったのは

裁判所

王族Ver.

「ここは?」

「いいから、ここに座ってて」

「?は、はい」

未だに首をかしげている夏帆さんを、強制的に椅子──被告人席──に座らせ、私は裁判官の座る場所に

そして、座った瞬間

入口の扉が開く

「ナイスタイミング。ジャストだよ、みんな」

「ふふ・・・・・・そりゃそうだよ!」

「見計らいは、香織さんにしてもらえばいいものね」

「そーだよ!私にドーンとおまかせあれ!」

みんな

「え・・・・・・っ?」

「夏帆、全て見破られているわ」

「ごめんね、夏帆さん」

花音が申し訳なさそうに夏帆さんを見た。

終わらない

これをやらなくちゃ

決着をつけなきゃ!
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