蒼姫様は、守られません!!③~完~
ていうか、もう既に反対されたけどー...



「うん、決めた!

ルカちゃん、陸くん!」

「「やだ」」

「ちょっとは考えて!?」



そう突っ込めば二人が顔を見合せた

...しかも呆れ気味


頼むこと数十分ーーーーーー




「私はもう別にいいけど...」



ルカちゃんが折れた!!

ということは、お許しが出たということで!



「やったぁ!」

「愛桜ちゃん、何の話?」



ぞろぞろと下からみんなが戻ってくる

璃咲の問いに蘭を抱き上げながら答えた



「【蒼月】存続の話」

「「「「「えっ?」」」」」

「ねぇ、蘭。ここでみんなと一緒に過ごす気はない?」

「どういうこと...?」

「んーと、簡単に言えば蘭を姫にするの!」



そう言えばはぁ!?と叫ばれた

外部には秘密に決まってるでしょ?

危ないもん
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