「彼」が死んだ日、「世界」が壊れた日

体育のせいでなってしまった筋肉痛の痛みと、コンクリートの上で寝たせいでなった痛みが重なり合い、体がぎしぎしときしんだ。

死ねば、この痛みも消えるのだろうか。
そんなことを考えながら、わたしは足を踏み出した。
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