放課後○○倶楽部
「ふう……どうするかな」
ため息を吐き、テーブルの上にある雑誌を手に取った。それは盆栽の雑誌で他にもテーブルの上には数冊の雑誌が置かれていた。あまりにも似つかわしくない雑誌に俺は不思議なものを感じ、中を読んでみたが別段変わったところはなかった。
「副生徒会長の趣味か……? 渋いな」
そんなわけはないだろうがここまで数があるとかなりの盆栽好きなんだろうなと思い、雑誌をテーブルの上にきれいに並べていった。
だが、そこで一つおかしな事に気付き、手に取ろうとしたところで――
「ふ、伏峰先輩、大変ですっ」
シンクから大声を上げて律子ちゃんが駆け寄ってきた。
「どうしたの?」
「た、大変なのですよ! こ、これを……」
かなり興奮した様子の律子ちゃんはいきなりお鍋を俺に突き出していた。
その瞬間、中から何かが跳ねて水飛沫が飛び、何事かと思ってお鍋の中を覗いて見ると不思議なものが窮屈そうに身を横たえていた。
「……イカ?」
「そうなんです! イカです、ピッチピチのイカなんですよっ」
「律子ちゃんが用意したの?」
「ち、違いますっ。お鍋を開けたら中に入っていたんですよっ」
律子ちゃんはお鍋のイカを見て「お刺身がいいかな」とか「姿焼きがいいかな」と、すでに食べる事を前提に話を進めているが、そのイカの足に小さなプレートが絡みついて何か書いてある事には気付いてないのだろうか。
「い、ど……う? 『いどう』って書いているようだが、何の事だ?」
「さあ……これもヒントなんでしょうか?」
律子ちゃんは不思議そうに首を傾げているが、多分これはパスワードのヒントだろう。ワンドアだが冷蔵庫もあるのに、何故イカをお鍋に入れておく必要があるのか? それにこの変なプレートは明らかにヒントのつもりだろうけど、まったく意味が分からなかった。
ため息を吐き、テーブルの上にある雑誌を手に取った。それは盆栽の雑誌で他にもテーブルの上には数冊の雑誌が置かれていた。あまりにも似つかわしくない雑誌に俺は不思議なものを感じ、中を読んでみたが別段変わったところはなかった。
「副生徒会長の趣味か……? 渋いな」
そんなわけはないだろうがここまで数があるとかなりの盆栽好きなんだろうなと思い、雑誌をテーブルの上にきれいに並べていった。
だが、そこで一つおかしな事に気付き、手に取ろうとしたところで――
「ふ、伏峰先輩、大変ですっ」
シンクから大声を上げて律子ちゃんが駆け寄ってきた。
「どうしたの?」
「た、大変なのですよ! こ、これを……」
かなり興奮した様子の律子ちゃんはいきなりお鍋を俺に突き出していた。
その瞬間、中から何かが跳ねて水飛沫が飛び、何事かと思ってお鍋の中を覗いて見ると不思議なものが窮屈そうに身を横たえていた。
「……イカ?」
「そうなんです! イカです、ピッチピチのイカなんですよっ」
「律子ちゃんが用意したの?」
「ち、違いますっ。お鍋を開けたら中に入っていたんですよっ」
律子ちゃんはお鍋のイカを見て「お刺身がいいかな」とか「姿焼きがいいかな」と、すでに食べる事を前提に話を進めているが、そのイカの足に小さなプレートが絡みついて何か書いてある事には気付いてないのだろうか。
「い、ど……う? 『いどう』って書いているようだが、何の事だ?」
「さあ……これもヒントなんでしょうか?」
律子ちゃんは不思議そうに首を傾げているが、多分これはパスワードのヒントだろう。ワンドアだが冷蔵庫もあるのに、何故イカをお鍋に入れておく必要があるのか? それにこの変なプレートは明らかにヒントのつもりだろうけど、まったく意味が分からなかった。