=ウサギくんとオオカミさん=
「俺は、あちーからアイス買いに来た」
「そっか…」
買ってすぐ食べてるあたり、凛らしいというか。
「あのさ、凛…。同窓会の話って、来た?」
「同窓会?あんのか?知らねぇけど。つぅか、俺中学の奴の連絡先知らねぇし」
「そっか、そうだよね」
凛はそうだ。
凛は中3の時、俺のいた中学に転校してきた。
中学の頃から、凛は我が道を行くタイプで一匹狼を貫いてて。
「まぁ、連絡来たとしてもいかねぇよ。中学の奴らとか覚えてねぇし」
「…そっか」
俺が、そこにいたこともきっと覚えてないだろうな。
だって、あの頃の俺と今の俺じゃ、全く違うのだから。
「あ、あのさ、大神さんとのデートはもうしたの?」
「あ!?そ、そんなのお前に関係ねぇだろ!」
「えー、気になるじゃん!」
話をそらす。
よわっちぃ俺をこれ以上凛に見せたくなかった。