君は運命の人でした。
「えぇ覚えてるわよ、助けてくたのにちゃんとお礼も言えずに1回お見舞いに来てくれたきり、会えなくなってしまったから…、そういえば」

「?」

「つむぎ〜運命の人が現れた!なんてその男の人に言ってたわね」

「わ、私が?」

「あら?覚えてないの?まぁ、しょうがないわよね。つむぎその後また意識を失ってしまったんだもの。その時は私もお父さんも焦ったわよー」


それから………

お母さんは沢山話していたけどその話なんて私には聞こえていなかった。

私、先輩に運命の人!なんて言っていたの?

先輩がため息ついたのって私がその事を忘れていたから?

…でもなんで私って運命を信じなくなったんだろう?信じていた時期があるのも驚きだけど


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