【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
「私も寂しかったです」
「そうですよね、そうですよね、オレの……はい? いま何と」
「だから……」
聞き間違えたかと助手席の咲希さんを見やる。咲希さんは膝の上で手を握り、うつむき加減でじっとしていた。
ぷぉーん。クラクションがきこえた。
「あ、青信号です」
「ひゃ、ひゃい!!」
ブレーキを緩めてアクセルを踏む。踏み加減を間違えて急加速してしまった。ゴンとつんのめる咲希さん。
「ももももも、申し訳ございませんっ!! 安全運転すると宣言したばかりなのに」
「ふふふ。唐澤さん面白いです」
「咲希さまに楽しんでいただけたなら唐澤、本望でございます。あ、いや、咲希さまを危険にさらすのはよろしくありませんが。咲希さまが楽しいとおっしゃるならそれだけで」
「それだけでいいんですか?」
へ……?
「と、申しますと?」
「藍本さんから聞きました。唐澤さんが女性関係のことは反省もしてるし、今は誰とも遊んでないみたいって」
紬さんの手回しだ。パーティーの最中に話してくれたんだ。それで咲希さんの態度が軟化した。
ありがたい……。
ヒールde革靴潰しを10連発でいただいてもいいとすら思えた。
「そうですよね、そうですよね、オレの……はい? いま何と」
「だから……」
聞き間違えたかと助手席の咲希さんを見やる。咲希さんは膝の上で手を握り、うつむき加減でじっとしていた。
ぷぉーん。クラクションがきこえた。
「あ、青信号です」
「ひゃ、ひゃい!!」
ブレーキを緩めてアクセルを踏む。踏み加減を間違えて急加速してしまった。ゴンとつんのめる咲希さん。
「ももももも、申し訳ございませんっ!! 安全運転すると宣言したばかりなのに」
「ふふふ。唐澤さん面白いです」
「咲希さまに楽しんでいただけたなら唐澤、本望でございます。あ、いや、咲希さまを危険にさらすのはよろしくありませんが。咲希さまが楽しいとおっしゃるならそれだけで」
「それだけでいいんですか?」
へ……?
「と、申しますと?」
「藍本さんから聞きました。唐澤さんが女性関係のことは反省もしてるし、今は誰とも遊んでないみたいって」
紬さんの手回しだ。パーティーの最中に話してくれたんだ。それで咲希さんの態度が軟化した。
ありがたい……。
ヒールde革靴潰しを10連発でいただいてもいいとすら思えた。