幼なじみが好きでしょうがない
また、上がらないといけないのか……。
と、寝ぼけなまこなまま、再び2階のある部屋へと向かった。
はぁ。
なんでだろうね。
なんでこんなに……。
ドキドキするんだろう。
ただ起こすだけなのに。
------ ガチャ。
そこには、綺麗な顔で寝ている、ある男の人がいた。
わあ、まだ思いっきり寝てるじゃん。
どうしよ……。
------- バチンッ!
そう頬を強く叩いて、ベッドの近くに行った。
ほんっとに綺麗な顔してるよ……。かっこいい。
ってバカ!!!
早く起こさないと!私も遅刻しちゃうよ!
「起きて~、大雅~」
そう、この男は、私の幼馴染、今岡大雅 ( いまおか たいが )
理由あって、今は一緒に暮らしてる。
でも………………。
「んぁ?あぁあ」
そう言って、目を開いた。
「ほら、起きるよ」
そう言って、腕を引くと
彼の顔が曇り
「おきるから、触んな。」
そう言ってくる。
なんなの、ほんとに毎朝毎朝。
起こしてあげてるんだから
感謝しなさいよ。