只今上司がデレデレちゅぅ!!〜溺愛上司に愛されて〜
美羽の表情はスッキリとしていた。

「はぁー、言えてよかった。私は今でも好きなこと出来てる!」

今の会社には昔CMを見て憧れた。

だから、今の会社に入った。

同じことをしてみたいと思ったから。

美羽は会社へ向かう。

会社に向かう足が早くなる。

早く早くと急かす。

確かにレポートを書いてる時も楽しかった。

だけど今は自分の中で優先順位が変わった。

言わなきゃ改めて。

私から、私の言葉で…!

美羽は会社に行き、まっすぐに社長室へと向かった。

ずっと過ごしてきてやっと固まった。

自分の気持ち。

途中の廊下で会った桃歌と響輝に悠哉がいる場所と頑張れ、と応援の言葉を貰った。

美羽は社長室の前に立ち、乱れた息を整える。

落ち着いて深呼吸をする。

そして社長室のドアを3回ノックした。
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