いじめから救ってくれた捨て猫
歯の治療の麻酔も他の人に比べると、効きすぎになり、顔半分が麻痺します。

困ったものです。

それでも今まで、どうにか生きてこられたのも、原点は小学生の頃までの体験があるからかも知れません。

最近は伝記を書いたマシュのことばかり想い出しますが、考えてみればマシュも私が生活に、というよりも生きていくのに最も苦しんでいる時に来て、私を救ってくれたのです。

考えてみれば私の人生は猫ちゃんによって助けられてきたのです。

私は、偶然の重なりがあったとはいえ、一度は捨てた、この子猫のお陰で、それなりの人生が送れたのだと思います。

自分がいじめられた経験により、人の心のうちが、多少なりとも理解できるようになった気がします。

そして子猫に救われたことで、何が大切なのかを教えられたように思います。

最も大切なもの・・・

それは、お金では決して買うことのできないもの・・・
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