俺様社長はウブな許婚を愛しすぎる
そんな彼はちょっぴり……いや、かなりのシスコンで妹である灯里ちゃんを溺愛している。
それを隠そうとはせず、むしろ社員の前だろうとお構いなし。だから我が社に勤める社員は全員知っている。
代表は重度のシスコンだって。
それは彼女が結婚した今も変わらない。
そして家でも会社でもべったり過保護な彼に、灯里ちゃんは心底うんざりしていた。
「それにしても千和さん、お兄ちゃんと付き合っていて正直たまにはうんざりすること、ないですか? もちろんここだけの話です!! 溜め込んでもいいことありませんからね。吐き出すことも必要ですよ」
周囲を見回した後、前のめりになって小声で聞いてきた彼女にクスリと笑ってしまった。
「ありがとう。……でも私、和臣さんのこと好きだから。一緒にいてうんざりすることなんてないかな」
正直な気持ちを吐露すると、途端に灯里ちゃんは目を丸くせた。
「本当ですか? ……さすが千和さん」
そう言うとゆっくりと椅子の背もたれに寄りかかった。
それを隠そうとはせず、むしろ社員の前だろうとお構いなし。だから我が社に勤める社員は全員知っている。
代表は重度のシスコンだって。
それは彼女が結婚した今も変わらない。
そして家でも会社でもべったり過保護な彼に、灯里ちゃんは心底うんざりしていた。
「それにしても千和さん、お兄ちゃんと付き合っていて正直たまにはうんざりすること、ないですか? もちろんここだけの話です!! 溜め込んでもいいことありませんからね。吐き出すことも必要ですよ」
周囲を見回した後、前のめりになって小声で聞いてきた彼女にクスリと笑ってしまった。
「ありがとう。……でも私、和臣さんのこと好きだから。一緒にいてうんざりすることなんてないかな」
正直な気持ちを吐露すると、途端に灯里ちゃんは目を丸くせた。
「本当ですか? ……さすが千和さん」
そう言うとゆっくりと椅子の背もたれに寄りかかった。