モヤシ男ーファイナルー
「お待たせ~」


無事に運ぶ事ができたけど、俺の腕は…

モヤシ汁から仄かに香るモヤシの


あの、なんとも言えない…

無臭に近いから、ある意味なんとも言えない…

そんな匂いが、湯気と共に、天井に向かって伸びていく


「頂きます!キャハ☆モシャ☆華奢☆」

元気いっぱいに、声をあげモヤシ汁をいつものように食す。


そんなに喜びをいっぱい表現してくれると、作りがいがある

もう、何年ぐらいだろうか


この食生活をしているのは……
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