最低だとわかっていても…
ピコン

真吾くんからだ。

「ありがと。絶対美桜の事大事にするから。これからよろしく」

「ありがとう。真吾くんについて行きます。おやすみなさい。また明日」

「おやすみ」

就寝の挨拶をしてベッドに入る。
アラームをセットしてすぐに眠りについた。


「美桜、美桜………と結婚しなさい。」


…夢か。
嫌な夢だ。まだあの両親のしがらみに縛られているなんて。
アラームにはまだ早いが、起きる事にする。
久しぶりにちゃんとした朝ご飯を作り、真吾くんの分もお弁当も作る。

気分を変えるには料理が1番。

ピコン

「おはよう。ちゃんと起きたか?」

真吾くんだ。

「おはよう。起きたよー!お弁当作ったよ!一緒に食べよう!」

「まじか!サンキュー!じゃあ8時に迎えに行くから一緒に行こうぜ」

「分かった!待ってる」

真吾くんはキッチリ8時に迎えに来た。
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