和泉くんの考えてることはわからない。
「明日は委員の仕事ないよね?」
「さぁね」
「津田先生のことだからまた急に─────…、和泉くん?」
校門まで差し掛かって、和泉くんの足が急に止まった。
目線の先には、校門に立っている違う制服の女の子。
「…ユキ」
それは、私がずっと気になっていた、和泉くんの幼馴染の姿で。
「あ、アオちゃんっ!」
和泉くんに気付いた彼女が、天使のような笑みを浮かべてこっちへとやって来た。